患者さまやご家族様さまへ
在宅診療を希望される患者さまとご家族さま

「こんなお悩み」を
お持ちではありませんか?

  • どんな医者が来るのか不安・・・
  • 重い病気でも自宅で診療を受けれるか不安
  • 医療費が高そう・・・
  • 本当に24時間対応してもらえるのか不安
  • どこの病院と連携しているか不安
その心配や不安、
全て川西ほんわか訪問診療クリニックにご相談ください!

当クリニックでは

総合内科専門医の院長が幅広い疾患に対応しますのでご安心下さい。

24時間いつでも対応可能です!
専用ダイヤルもありますのでいつでもご連絡ください。

川西市内の各急性期病院さまと連絡を取り合い ベストな医療をお届けします。

当院では下記に該当する
皆様をはじめ、
幅広く対応いたします、
まずはお気軽にご相談下さい。

● 通院が難しい方

病気や障害で病院へ通うことが難しく定期的な医師の訪問が必要な方。
介護が必要な家族を病院へ連れていくのが困難な方。
夫婦二人暮らしでお互いに体が不自由で通院が難しい方

● 医療処置が必要な方

床ずれ(褥瘡)の処置、点滴、腹水穿刺などの自宅での処置が必要な方。

● 医療機器や管の管理が必要な方

在宅酸素や人工呼吸器などの機器や、胃ろう、中心静脈栄養、尿道カテーテルなどの管理が必要な方。

● 認知症で介護が必要な高齢の家族を抱えている方

● ご自宅で最期の時を過ごしたい方

苦痛に対する緩和ケア、ご家族のケアなどを積極的に行っています。
その他にも様々な症状の方の在宅診療が可能です。
ご家族やご自身の治療についてお悩みをお持ちでしたら、
お気軽にご相談ください。

在宅医療への想い

私は在宅医療に生きがいを感じています。

病気があっても、自宅で過ごせることの素晴らしさを日々感じているからです。

その中の一人の患者さんの話をさせてください。

その患者さんは80代後半の男性でした。
食欲が出ないため、検査のため病院に行ったところ、消化器のガンが発見されました。
そして残念なことに、発見された時にはすでに他の臓器にいくつも転移している状態でした。

つい先月まで車も運転できるくらい元気でした。
それが少し食事が取れなくなって病院を受診しただけのはずなのに、
突然進行性のガンが身体中に広がっていることを知ったのです。

平和だった日常が、急激に絶望に満ちていきます。

奥様と一緒に、病院の診察室で病名を聞き、今後の治療について説明されました。
抗ガン剤の治療を行うことも勧められましたが、ご本人は病院に入院して治療することを断り、
自宅での療養を希望されました。

そして、私たちの訪問診療が開始されました。

「これからよろしくお願いします。
 家でお身体の調子をみさせていただく上野です。
 何か困っていることはありますか?」

私がご挨拶させていただくと、患者さんは丁寧に深々と頭をさげ、一言目にこう言いました。

「なんでもきちんと教えてください。」と。

だいぶ痩せておられ、貧血も目立ちました。
おそらく普段の生活を行うのも、すでにかなりしんどかったと思います。
それでも気丈な方で、痩せたお顔の奥でキラリと目を光らせ、
私の目を真正面から見返しながらそうおっしゃいました。

よくよくお話を聞くと、ご本人も奥様も病名は教えてもらっていたけれども、
これからどんな事が起こるのか、残された時間がどれくらいあるのかについては
説明を聞いていませんでした。

さぞ不安だったと思います。

おそらくご本人は急激に弱っていく自分のお身体を感じて、
そんなに長く自分の時間が残されていないことを感じていたのだと思います。
それなのに誰もこの先のことを話してくれず、どうしていいか分からず、不安でいっぱいだったと思います。

どれくらい時間が残されていて、これからどのように過ごしていったらいいのか。

こういった話をご本人にお話する時にはもちろん細心の注意が必要です。
本来であれば、十分にお互いの信頼関係ができてきた上で、少しずつお話していきます。
ただ、今回はご本人が自分の人生にしっかり向き合おうとして、一生懸命聞いてきているのです。
どれだけ勇気を振り絞って聞いてきているのか。

私は本人の表情を見ながら、少しずつ話を始めました。
病院での検査で腸にガンが見つかったこと、それが全身に広がっていること、
それによって食事が取れなくなってきていること…

「今後食事が取れなくなってくると、少しずつお体が弱ってきます。
 今までできていたことができなくなってきます。
 お身体の調子が急に悪くなることもあります。
 そういったことが起きても対応できるように僕たちがいます。訪問看護師さんもいます。」

一通り病状や今後についてお話ししている間も、患者さんはじっと黙っていました。
そして一言、こう言いました。

「あとどれくらい時間がある?」

きつい質問です。直球です。
正直、言わなくて済むなら答えたくない質問です。
でも真正面から命に向きあっている患者さんが、勇気を出して聞いてきた本気の質問です。
これからの時間を共に歩む医者として、きちんと答えなければいけないと思いました。

「正直にお答えして、もうあまり時間はありません。  次の季節を迎えるのは難しいかもしれません。」

奥様はご本人の横でずっと涙しておられました。
しかし、ご本人は今までずっと固かった顔をフワッと緩めて
「ありがとう。先生は正直だね。」
と言って、ニッコリ笑ってくださいました。

そこから、ご本人もいくつかお話をしてくれました。
昔はよく山登りに行っていたこと、元気印が取り柄の自分がこんなに急に弱ると思ってなかったこと、
突然ガンと言われてもまだよくわからないこと、

いくつか話したあと、最後にこう言いました。
「でも痛いとか苦しいとかは嫌だな」

「大丈夫です。もしそういう症状が出たとしても、私たちが全力で痛みをとります。」

「ありがとう」

そうして自宅での生活が始まりました。

歩くのもやっとのはずなのに、いつも2階の自分の部屋で過ごされていました。
体のことを考えて、あまり無理しないように注意すると
「2階の部屋の窓を開けるとね。山から降りてくる風が気持ちいいんだよ。」
と言っていつも笑っていました。

とはいっても、やはりお身体の弱りは徐々に目立ってきました。

徐々に歩くのも難しくなり、2階に上がることができなくなってくると、
1階のリビングに介護用のベッドを置くようになりました。
口から食べる量もますます減ってきて、ほとんど食事を口にすることができなくなってきました。

それでもいつも自分で着替えもしていましたし、きちんと髭を剃って過ごされていました。

私たちは定期的に訪問診療を行っていましたが、その間もたくさんお話をしました。
「家を建てる時に、この天井の板にこだわったんだよ。わざわざ九州の桜の木を使っているんだよ。」
「このあいだは家族が障子の紙を貼り変えてくれた。昔教えてあげた甲斐があったよ。」
「昨日は息子が来て、庭の木を切ってくれたよ。」

そう言って目を細めてリビングのベッドから、庭を眺めていました。

いよいよ、ご本人は立つこともできなくなってきました。
その頃には話すのも息が切れ、一言ずつゆっくりと絞り出すようにお話しされていました。

ある日の訪問の時、大きな声も出せなくなっており、私に近寄るように手招きをしました。
私は声が聞こえるように、耳を近づけました。

すると、ゆっくりとこう尋ねられました。
「もうすぐかな?」
私もゆっくりと答えます。
「そうですね。もうすぐです。」
患者さんはニコッと微笑み、こう言ってくれました。
「ありがとう」

そして、翌日穏やかに旅立たれました。
最期までご本人らしく過ごされた素晴らしい時間でした。
天井の板、庭の木、破れていた障子を家族が張り替えている様子、それぞれに思い出があったでしょう。

家の中の空間にはたくさんの思い出が詰まっています。
まさにその人の人生があります。
無機質な病室ではなく、自分の人生を感じる物に触れながら、最期まで自分らしく過ごせる。
私はそんな在宅医療をもっとみなさんに知ってもらえたらと思っています。

みなさんが自分らしく過ごせるように、これからも私はみなさんのホームドクターとして、
お身体のサポートをしていきたいと思います。

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【費用について】

◎診療費用の目安
・月2回 ご自宅に定期訪問した場合

70歳以上(1割負担の場合) 約6000〜7,000円/月
また、1ヶ月の医療費には上限額が設定されております。

※診療回数や診療場所、医療処置の内容によって医療費が変わります。
 詳しくは当院訪問診療相談担当者までお問い合わせください。